戦後の高度成長から2度の石油ショックを経ての安定成長への移行、円高、バブルの発生と崩壊、リーマンショックによる世界同時不況など企業を取り巻く環境は常に激しく変化しています。この間、多くの企業が誕生し淘汰されてきましたが、一方ではこのような環境の激変にもかかわらず、変化に対応して競争力を維持し、事業の発展に努めている企業もあります。その意味で企業の力(競争力の源泉)とは、変化への対応力ということもできます。
弊社の経営コンサルティングサービスでは、企業の競争力の源泉を図1の7つの力の視点から評価し、環境の変化に柔軟に対応できる強い経営を作るための戦略をご提示します。長期にわたって優良経営を続けている企業では、この7つの力がバランスよく保たれ、しかも日常的に強化する仕組みが組織にビルトインされています。弊社では、コンサルティング結果に基づき、7つの力の継続的強化のための仕組みづくりもお手伝いいたします。
情報システムは、今や経営と表裏一体をなすものとして日常の業務遂行から経営の戦略的決断において不可欠な存在になっています。このため、情報システム活用の巧拙が経営における競合相手との競争力の優劣を決める重要な要因のひとつにもなっています。それにもかかわらず、情報システムの導入においては、日常業務の多忙さを理由におざなりの企画のままシステム導入を開始して頓挫したり、ベンダーに任せきりで開発した結果、意図と異なるシステムが出来上がり運用トラブルに陥るなど、いわゆる「動かないコンピュータ」の事例に事欠きません。
弊社のITコンサルティングでは、基幹業務のシステム化はもとより、特定の業務のシステム化においても、対象とするシステムを企業の経営全体の中に位置づけ、常に全体としての最適解を提示します。弊社では、情報システムが企業としての競争力の源泉である7つの力(経営力、技術・製品開発力、コスト競争力、営業力、品質力、人材育成力、改善を継続する力)の強化につながることを常に意識して情報システムの導入を進めます。そして、情報システムを活用してお客様の企業としての競争力を高めるサービスを提供します。